インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:1月20日(月) 19:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜嫌いなものを好きになる〜
大洞 龍徳 (おおほら たつのり)氏
町屋光明寺 住職

【テーマ】
『見切り千両、無欲万両』

【要 旨】
今回ご登壇いただく大洞氏は「お寺の仕事が嫌いで、エンジニアになりたかった」というオタク僧侶。現在は、僧侶でありながらエンジニアとしての能力を発揮し、非効率な運営から離れられない寺院が多い中で、寺院経営にITをもたらし寺院事務の効率化を果たした。また、現代人の思考や生活スタイルにあった供養の形や墓地の形式、運営方法を編みだし、独特の布教スタイルでメディアにも多数登場している。また、寺院にCSRや広報、新卒採用など新たな運営システムを導入し、伝統を守りつつ革新を恐れない寺院を経営している。今回は自身の体験や改革を踏まえながら、嫌いな仕事を好きになる方法とそのために必要な考え方をご講話いただく。

略歴 1969年生まれ。龍谷大学文学部仏教学科卒。
岐阜県に本坊を持つ無量寿山光明寺では責任役員を、町屋光明寺では住職として執務に当たっている。
室町時代に建立された浄土真宗寺院である光明寺は、現在、東京(新宿・町屋)をはじめ、京都、千葉、埼玉、沖縄にも展開。
世界遺産保護や講演会の開催など、文化活動にも力を入れている。
東京における布教においては、本格化する高齢化社会を見据えた「苦労なき供養」を提唱。
「東京御廟」をはじめとした数々の自動搬送式納骨堂をプロデュースしている。
伝統と変化を受け入れて革新を生み出すお寺を目指し、寺院職員の終活カウンセラー資格取得を推奨。
現在、全ての正社員が資格を有している。

注)「町屋光明寺」においては初代住職。「無量寿山光明寺」においては第24代住職にあたります。