インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:1月28日(火) 19:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜変化する世界に伴う日本への影響とは〜
東郷 和彦 (とうごう かずひこ)氏
京都産業大学 教授/世界問題研究所所長

【テーマ】
『外交から見た今後の日本』

【要 旨】
日本をとりまく国際情勢は、かつてない激動の時を迎えている。冷戦終了から30年、米国の一人勝ち状況から世界は今、米国と中国の未曽有の激突の時代を迎えている。時あたかも日本では、平成の30年が令和に移行。日本外交は安倍長期政権の下で7年間、激突する中国と米国に対し、どのような成果を上げ、その限界はどこにあるのか。更に残る課題としてロシアと北朝鮮が挙げられ、韓国との激震も伝えられる。2020年初頭、日本外交の過去・現在・未来について一緒に考えてゆきたい。

経歴 1968年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、外務省に入省。欧亜局ソ連邦課長、条約局長、欧亜局長、駐オランダ大使などを歴任。この間在モスクワ大使館では三回、合計8年半勤務。2002年に退官。
以後ライデン大学、プリンストン大学、カルフォルニア大学サンタ・バーバラ校、ソウル国立大学GSISなどで教鞭をとる。2009年ライデン大学で人文博士。2010年より現職。2011年より静岡県対外関係補佐官を兼務。
著書 (日本語)
北方領土交渉秘録 (新潮社2007・2011)
(編著)日本発の世界思想:哲学・公共・外交 (藤原書店2017)
など。
(英語)
Japan’s Foreign Policy 1945~2009 (2010)
(editor)Japan and Reconciliation in Post Asia (2013)
(co-editor)Building Confidence in East Asia (2015)
etc.
その他の著作・論文は、http://kazuhiko-togo.com 参照。