インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:12月6日(金) 00:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜仕掛け人の試行錯誤とは〜
藤原 明 (ふじわら あきら)氏
りそな総合研究所株式会社 リーナルビジネス部長

【テーマ】
『沸き立つ強い地域・現場の「ツクリカタ」』

【要 旨】
大阪市北区の落語定席「天満天神繁昌亭」と「マイ水筒」「マイボトル」キャンペーンなど、一見銀行と何も関係が無いように思えるこれらの取り組みは、今回ご登壇いただく藤原氏が仕掛け人の一人となり、現在も幅広い展開を見せている。同氏は、銀行内では珍しく企画書を書き続け、結果500以上のプロジェクトを芋づる式につなげた。さらに、手法を確立、各企業や自治体への展開において、過去5年間で500件のプラン策定に関わり地域振興に貢献している他、各プロジェクト同士の相乗効果にもつながっている。今回は、ご自身の企画と手法確立における試行錯誤やこれから大切にしていくべき考え方を、自身の経験談も交えながら、ご講話いただく。

略歴 1992年大阪市立大学商学部卒業、大和銀行(現りそな銀行)入社。1997年 海外派遣実習員(中国上海・華東師範大学)。2003年のりそなショックを契機とした、「新しい銀行像を創ろう!」という経営トップのメッセージに応える形で、FM802や大阪府などを協働先とするREENAL(RESONA+REGIONAL)プロジェクトを展開。アートキャッシュカード「RESONART」、天神橋筋商店街限定定期預金・お酒「百天満天百」の醸造をきっかけとした「天満天神繁昌亭チャリティ寄席」、ボトルメーカーとのマイ水筒・マイボトルキャンペーンの展開など、500以上の企画をプロデュース。2007年8月米国国務省IVLP(インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム)招聘。2014年4月りそな総合研究所リーナルビジネス部長。多くのケーススタディをベースにREENAL式手法を確立し、地域コミュニティ支援・企業・起業家支援を手掛け、5年間で500以上のプラン策定に関わる。りそな銀行営業サポート統括部地域オフィサー・コーポレートビジネス部アドバイザー、りそなホールディングスグループ戦略部アドバイザー・オムニチャネル戦略部アドバイザーを兼任。立命館大学経営管理研究科客員教授。関西大学社会学部・関西学院大学人間福祉学部非常勤講師。雑誌『AERA』では「日本を突破する100人」に選出。