【テーマ】
『災害から文化遺産と地域を守る減災の知恵』
【要 旨】
昨年度は地震、台風、豪雨など、日本全国がこれまでに類を見ない災害に見舞われた。命を守る対策はもちろん、これまで築き上げてきた歴史・文化を守ることも大きな課題の一つである。今回ご登壇いただく大窪氏は、歴史的文化遺産が多数存在する京都を拠点に「歴史都市の価値保全」と「都市の防災計画」の間の複合領域「歴史防災まちづくり」の研究を進められており、安全で美しい、都市や地域を設計することを目指しておられる。過去の減災の知恵から学ぶことで現代と将来の災害安全に活かす、我々が取りえる防災対策の一助になるべく、今回は同氏よりご講話いただく。
|