〜最高のチームを作るためには〜
●植田 辰哉
(うえた たつや)氏
大阪商業大学特任教授/早稲田大学大学院在学中
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【テーマ】
『学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない』
【要 旨】
植田氏は日本バレーボールにおいて、1992年のバルセロナオリンピックに主将として出場し、6位入賞。2005年には日本代表監督に就任し、2008年北京オリンピック世界最終予選にて、16年ぶりのオリンピック出場を勝ち取るまでのチームを作り上げた。同氏は、日本代表の監督としてオリンピック出場のために選手一人一人の意識改革を行い、監督として判断を行うときは、選手やスタッフの全員意見を聞き、評価し決断するなど、監督としての手腕は世界に通用し、その成果が実っている。今回は、その最高のチーム作りにおいて活かされた、理想のリーダ像やその心構え、そしてチーム内でのコミュニケーションの取り方を、同氏のご経験も踏まえお話しいただく。
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学歴 |
- 1982年3月
- 大阪商業大学高等学校 卒業
- 1982年4月
- 大阪商業大学商学部 入学
- 1986年3月
- 大阪商業大学商学部 卒業
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職歴 |
- 1986年4月
- 新日本製鉄 入社
- 2004年3月
- 新日本製鉄から日本バレーボール協会へ出向
- 2004年4月〜2013年4月
- 日本バレーボール協会 日本代表シニアチーム監督
- 日本オリンピック委員会 専任コーチングディレクター
- 2013年〜現在
- 日本バレーボール協会 強化副委員長
- 発掘育成委員会 副委員長
- 2013年〜
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- 1.
- 大阪商業大学 特認教授
(2013年〜2018年3月/非常勤)
- 2.
- 新日鐵住金大阪支社 主幹
(2015年〜2018年3月31日)
- 3.
- 日本オリンピック委員会マネジメントスタッフ
(2017年4月〜現在)
- 4.
- 大阪商業大学 得任教授(2018年4月1日/専任)
- 5.
- 早稲田大学大学院 スポーツ科学研究在学
(2018年4月〜2019年3月)
- 6.
- 大阪商業大学公共学部 教授就任予定
(2018年4月1日)
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バレーボール競技歴 (主な国際大会) |
- 1985年
- ユニバーシアード神戸大会 金メダル
- 1989年
- アジア選手権 準優勝
- ワールドカップ 6位
- 1990年
- アジア大会 金メダル
- 1991年
- アジア選手権 優勝
- 1992年
- バルセロナオリンピック 6位(日本代表主将)
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バレーボール競技歴 (主な国内大会) |
- 1989年
- 日本リーグ 優勝
- 全日本選手権 優勝
- 1990年
- 日本リーグ 優勝
- 全日本選手権 優勝
- 1991年
- 日本リーグ 優勝
- 全日本選手権 優勝
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バレーボール指導歴 |
- 1999年〜2002年
- 新日本製鉄監督
- 2003年〜2004年
- 全日本ジュニアチーム監督
- 2004年〜
- 日本代表シニアチーム監督
- 2005年
- アジア選手権 優勝(10年ぶり)
- 2006年
- 世界選手権ベスト8(24年ぶり)
- 2007年
- アジア選手権 準優勝
- ワールドカップ 9位
- 2008年
- 北京オリンピック世界最終予選アジア1位
- 北京オリンピック出場(16年ぶり)
- 2009年
- アジア選手権 優勝
- グランドチャンピオンカップ 銅メダル
(国際大会のメダル獲得32年ぶり)
- 2010年
- アジア競技大会 金メダル(16年ぶり)
- 世界選手権11位
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賞罰 |
- 1987年
- バレーボール日本リーグ新人賞
- 1988年〜1992年
- バレーボール日本リーグベスト6(5年連続受賞)
- 1990年、1993年
- バレーボール日本リーグブロック賞
- 1991年、1992年、1994年
- バレーボール日本リーグスパイク賞
- 2007年
- バレーボールVリーグ栄誉賞
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資格 |
- 2005年
- 日本体育協会上級コーチ
- 2008年
- 日本オリンピック委員会コーチアカデミー修了
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著書 |
- 2008年
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「徹底マネジメント」
(総合法令出版)
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