インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:7月25日(火) 19:00〜
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜女子卓球を世界レベルに引き上げた戦略・マネジメントとは〜
村上 恭和 (むらかみ やすかず)氏
日本生命女子卓球部総監督 (卓球女子日本代表・前監督)

【テーマ】
『日本女子卓球から学ぶ、世界に通用する人材の育て方』

【要 旨】
ロンドン五輪、リオ五輪と2大会連続でメダルを獲得した卓球女子日本代表。直近では、平野美宇選手が女子ワールドカップや実質世界NO.1を決めると言われるアジア選手権を制する等、若手選手の台頭も著しい。その後を追う選手層も卓球大国の中国に肉薄するものと言われ、東京五輪でのさらなる偉業も期待される。「ミッションから逆算をして戦略を練る」をモットーにしたマネジメントで偉業を達成した同氏。長らく低迷期にあった卓球を世界に通用するレベルに押し上げるための制度改革にも長年に渡り数多く取り組み、近年その成果が実っている。今回、同氏の選手育成・マネジメント手法に加え、長期的な戦略を如何に策定し実行していくのかという視点もご経験を踏まえお話しいただく。

略歴 尾道市立向東中学校〜近畿大学附属福山高等学校〜近畿大学卒業(1980年)。
近畿大学卒業後、和歌山相互銀行(現・紀陽銀行)入社。
卓球選手として1983年世界卓球選手権混合ダブルスなどに出場。
1990年から日本生命女子卓球部監督を務める。
2005年から女子日本代表ヘッドコーチ、2008年から監督を務めて、2012年のロンドンオリンピック卓球競技女子団体で、男女を通じて日本卓球初のとなる銀メダルを獲得した。
2014年に東京で行われた第52回世界卓球選手権団体戦では31年ぶりの銀メダルを獲得。
2016年のリオデジャネイロオリンピック卓球競技団体では、ロンドンに続く二大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得し、大会後の勇退を表明。
2017年4月より日本生命女子卓球部総監督に就任。