【テーマ】
『有馬温泉を復活させた仕掛けづくり、まちづくり』
【要 旨】
有馬温泉と聞いて華やかなイメージや明るく賑わったイメージなどたくさん思い浮かぶのではないだろうか。しかし約20年前の阪神淡路大震災や景気の低迷によって温泉街の観光入込客数は102万人にまで落ち込んでいる。この状況から同氏は、観光振興として「つながり」を意識した「まちづくり」を考え、「ホテル花小宿」の開業と拍食分離の導入や、震災復興イベントの企画等、集客の仕掛け作りと顧客満足度を高める取り組みを行い、約7年で観光客入込数を131万にも回復させた。有馬温泉再建の裏側には固定概念に捉われない考え方と、それをビジネスとつなげた同氏の手腕、そして有馬のまちづくりに取り組み、集客を成功させた事例は必ず今回受講される方々の学びとなるであろう。
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