インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:7月28日(火) 19:00〜
 クレーム対応のプロに学ぶ!

堀北 祐司 (ほりきた ゆうじ)氏
クレーム対応アドバイザー・ストレスマネジメント研究家

【テーマ】
「世界一簡単!ストレスと上手につき合う方法」

【要 旨】
程度と頻度の差は有ろうとも、どのような部署に属していても不可避であるクレーム対応は、ビジネスパーソンが最も避けたい、恐れる業務の一つである。大手家電メーカーでお客様相談室の責任者を務めた同氏は、在職中に心を病んでしまうが、仲間の協力などもありこれを克服した経験を持っている。「怒られた」「揉めた」「怒鳴られた」といった、後ろ向きな感覚を何とかして前向きに明るく楽しくする事に最もこだわり、誰もが嫌がるクレーム対応という仕事を、無理せず続けられる仕組みを見出し、1万件を超えるクレームに対応して来た。当講演では、一瞬で気持ちを切り替える極めて具体的なコツを、同氏のこだわりの通りに、明るく楽しく伝授頂く。

略歴 シャープビジネス コンピュータ ソフトウェア株式会社に入社。技術本部基本ソフトファームウェア部門にてシステムエンジニアを担当(奈良) プログラミングなどの業務を担当するが、あまりの出来の悪さに、突然、異動となる。
お客様相談室(東京池袋)にてパソコンの相談員となる。1年目よりパソコン相談員の責任者となる。責任者として、クレーム対応の意思決定やメーカーとしてのスタンスの決定などを行う。ハードクレームに対応することが増える中、悩みが多くなり、心が病む。7時間の軟禁事件を経験した際、従来より行われてきた表面的なクレームの対応に疑問を持ち、人としての「心の在り方」がクレーム対応では大事だ・・・と突破口を見出す。
クレームに至るプロセスに注目、「商品開発」の現場にもクレームの情報を共有するなど、たらい回しになりがちな、誰もが嫌がるやっかいな問題について部署の垣根を越え精力的に取り組む。その成果が認められ、「改善提案コンテスト」にて 全国1位となり、社長賞(正確には事業部賞)を授与される。
これらの活動は、全スタッフに対し クレームは単にその場の対応にとどまらず、次期製品の開発に反映させることが「顧客の満足につながる」という、新しいモチベーションを浸透させることとなる。 また、現場で培った数々のノウハウには、実効性と汎用性があると認められ、パソコン・携帯端末・電子書籍・液晶テレビサイト・FAX機など、多岐に渡る花形商品の窓口責任者を 歴任。在職中、10,000件を超えるクレーム対応に関わり、同社の事業に貢献した。また、ウツから立ち直る間に、独自の考案した300超のエクササイズから、ストレスとうまく付き合う方法を確立し著書を出版するに至る。現在は、講演・研修などを通じて、「ストレスゼロ」の対応ノウハウを、日本各地で伝えている。
2014年11月より、雑誌「家主と地主」で連載スタート。
実績 東芝テック労働組合,パナソニックグループ労働組合,伊藤忠エネクスホームライフ中部(株), LMP研究所,萩山口信用金庫,東京電機大学,全国賃貸住宅新聞社(住宅フェア),滋賀県商工会連合会,歯科医院,和菓子製造会社
メディア掲載 商業界 2012年6月 特大号
書籍 世界一簡単!「ストレス」と上手につき合う方法」 (三笠書房)