インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:8月23日(金) 18:30〜 ※開始時間にご注意ください
 組織のマネジメントやリーダーシップに求められるものとは

辰野 勇 たつの いさむ)氏
潟c塔xル 代表取締役会長兼CEO

【テーマ】
「夢と冒険、今 リーダーに求められる力」

【要 旨】
日本を代表するアウトドア用品のトップブランド「モンベル」創業者で会長を務める同氏。21歳でスイスのアイガー北壁日本人第二登を果たすなど、若いころから体を張った挑戦を続け、登山家・冒険家としても知られている。28歳で設立した会社が年商420億円の企業グループに成長した今も、年間数十日を野外で過ごす日々を送ると同時に、社会貢献活動や、災害支援活動を積極的に行っている。本講演では、これまでのアウトドア経験を基にした企業経営、夢を持つことの大切さ、チャレンジすることのやりがいについてご講話いただく。

略歴 1947年大阪府堺市に生まれる。少年時代、ハインリッヒ・ハラーのアイガー北壁登攀記「白い蜘蛛」に感銘を受け、以来山一筋の青春を過ごす。同時に将来登山に関連したビジネスを興す夢を抱く。1969年には、アイガー北壁日本人第二登を果たすなど、名実ともに日本のトップクライマーとなり、1970年には日本初のクライミングスクールを開校する。そして、1975年の28歳の誕生日に登山用品メーカー、株式会社モンベルを設立し、少年時代からの夢を実現する。またこの頃から、カヌーやカヤックにも熱中し、第3回関西ワイルドウォーター大会で優勝する。以降、黒部川源流部から河口までをカヤックで初下降、ネパール、北米グランドキャニオン、ユーコン、中米コスタリカなど世界中の川に足跡を残す。 一方、1991年、日本で初めての身障者カヌー大会「パラマウント・チャレンジカヌー」をスタートさせるなど、社会活動にも力を注いできた。近年では、びわこ成蹊スポーツ大学客員教授、文部科学省独立行政法人評価委員会など、野外教育の分野においても活動する。2011年に発生した東日本大震災では、阪神淡路大震災以来の「アウトドア義援隊」を組織し、アウトドアでの経験をいかした災害支援活動を自ら被災地で陣頭指揮する。趣味は、登山、クライミング、カヤック、テレマークスキー、横笛演奏、絵画、陶芸、茶道。
(詳しくは、ホームページをご覧ください:https://about.montbell.jp/founder/