インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:2012年5月24日(木) 19:00〜
 日本社会を生き抜くための「ゲリラ戦」のすすめ

●瀧本 哲史 (たきもと てつふみ)氏
京都大学 産官学連携本部 イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授

【テーマ】
『投資家的生き方のすすめ』〜資本主義の新潮流を生き抜くために〜

【要 旨】
全産業がグローバル化し、全世界がネットワークでつながった21世紀は「本物の資本主義」到来の時代と言える。このような中で、商品のみならず労働市場においても「コモディティ化」が進み、医師、弁護士と言った高度な資格を必要とする職業にまで「低賃金で買い叩かれる」というリスクが発生すると言われる。瀧本氏はこのような時代を生き抜くためには「投資家的に生きる知恵」が必要と唱え、それは資本主義の本質を理解し、そのメカニズムを正確に認識し、日々変わる情報を察知して、自分の時間と労力、才能を何につぎ込めば回収できるのかを真剣に考えることであるという。本講義では同氏が投資家としての経験から得たこれからの資本主義社会を生き向く方法についてご講話いただく。

略歴 東京大学法学部卒業。
東京大学大学院法学政治学研究科助手を経て、マッキンゼー&カンパニーにて、主にエレクトロニクス業界のコンサルティングに従事。内外の半導体、通信、エレクトロニクスメーカーの新規事業立ち上げ、投資プログラムの策定を行う。
独立後は、企業再生やエンジェル投資家としての活動をしながら、京都大学で教育、研究、産官学連携活動を行っている。
全日本ディベート連盟代表理事、全国教室ディベート連盟事務局長などもつとめる。
初の単著となる「僕は君たちに武器を配りたい」「武器としての決断思考」は計三十万部を越える。共著に「ケースで学ぶ 実戦 起業塾」など
執筆活動 「僕は君たちに武器を配りたい」 (講談社)
「武器としての決断思考」 (星海者)