【テーマ】
「サムスンの決定はなぜ世界一速いのか」〜グローバル時代の大競争に打ち勝つために〜
【要 旨】
2000年以降グローバル化がより進展する中で、企業競争は「負ければ次が無いトーナメント戦」に例えられ、環境変化に対応した新たな戦い方をするためには「意思決定の速さ」が何より重要になる。いまや薄型テレビのみならず、20品目以上で世界のトップシェアを誇るサムスン電子の成長も、93年の李健煕会長の“妻と子供以外はすべて取り換える”と言った「フランクフルト宣言」を受けての「3PI運動」による迅速な意思決定と効率化が鍵になったと言われている。本講演ではサムスン電子の常務を10年間務める中で、この活動に関わった吉川氏よりサムスンの強さの秘訣と日本企業が学ぶべき点についてご講話頂く。
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