インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2011年1月27日(木)19:00〜

●小阪 裕司 (こさか ゆうじ)氏
オラクルひと・しくみ研究所 代表

【テーマ】
「感性」のマーケティングをビジネスに活かす
〜感性価値創造のための実践マーケティング〜

【要 旨】
「感性」のマーケティングとは、人の心と行動を読み解き顧客をつかむことを成し遂げる方法であるが、企業の規模・業種を問わずあまり行われておらず、それが根本的なビジネスの諸問題を引き起こしていると指摘されている。本講演では、そのようなビジネスの舞台で結果を出す為には、ビジネスパーソンが個々にどういうことに取り組めば良いのか?について、豊富な価値創造成果実例とともにご講話いただく。

講師略歴 オラクルひと・しくみ研究所代表、九州大学客員教授、静岡大学客員教授、中部大学客員教授、日本感性工学会理事。
大手小売業にて実務を経験後、広告代理店を経て、1992年「オラクルひと・しくみ研究所」を設立。大手企業の新規事業企画などを手がける。また、人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発し、2000年からその実践企業サポートの会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在全都道府県から約1500社が参加。10年に渡る活動で、数千件の価値創造成果実例を生み出している。
Society for Neuroscience正会員。Neuroscience 2008(Washington, DC.)・2009(Chicago)にて研究発表。(2010・San Diego研究発表予定)現場実証データに基づく数少ないエコノミストの発表として、世界最先端の脳科学者・研究者から高い評価を受ける。経済産業省連携「KANSEIカフェ」コーディネーター、農林水産省連携「フード・コミュニケーション・プロジェクト」アドバイザリーボード委員。
執筆 「日経MJ」(日本経済新聞社)で280回を超える長期連載コラム『招客招福の法則』を持つ
著書 『お客さまの「特別」になる方法』 (角川書店)
『「買いたい!」のスイッチを押す方法』 (角川書店)
『「また買いたい」と思わせる「悦び」の方程式』 (PHP研究所)
『「ありがとう」と言われる商い』 (商業界) など多数
実践会・事例公開等の詳細 http://www.kosakayuji.com
講演・各種プログラム等の詳細 http://www.kosakayujilab.com

●受講生の声(当日のアンケートより)

小阪先生の“商い”に対する熱い思いを感じました。たいへん刺激的な内容でした。一つ一つ実践して現場で実験を重ね仕事を楽しみたいと思います。(40代・食品メーカー・営業・男性)

小阪先生の最後の「皆さんから率先して行動してみて下さい。」というお言葉が身にしみました。頑張ります!まさに動機づけられました!!ありがとうございました。(メーカー・女性)

価値創造については理解はしていたが、改めて重要性を確認できました。また絆づくりは大変感動しました。せっかく顧客データを持っているのだから、もっとマネジメントが必要だと思いました。(小売業・人材開発・男性)

お客様との絆づくり、とても感動しました。さらに踏み込むとお客様同士でのコミュニケーションづくり、コミュニティの育成が必要と思いました。そんな成功例も知りたいです。(40代・流通・営業企画・男性)

業種に関係なく、人と人とのつながりが、全ての関係性につながる。小売り、メーカーではないのですが、どんな仕事でも絆が大切。どうすればいいのか考えるきっかけにもなり良かったです。(30代・女性)

もっと商品の魅力を知って欲しい。でも響く伝え方ができていないように感じていました。どのように情報を与えていけば良いのか、その方法が今日の講演の中でイメージすることが出来ました。上手くいくかは別にして試してみようと思いました。(20代・営業企画・女性)