インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2011年2月22日(火)19:00〜

●佐野 章二 (さの しょうじ)氏
泣rッグイシュー日本 代表

【テーマ】
ビッグイシューの挑戦

【要 旨】
ホームレスが販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」。今でこそ奇跡の雑誌と呼ばれているが、2003年の発行当初は「100%失敗する」とまで言われていた。究極の目標は「ホームレスがいなくなり、ビッグイシューがなくなること」と語る創刊者である同氏から、様々な困難に立ち向かった日々とその原動力をおうかがいする。

講師略歴 1941年大阪生まれ。
都市・地域の調査、計画の仕事を経て2003年5月より現職。
NPO法制定に関する基礎調査をはじめ、仙台、神戸、広島等のNPO活動支援センターや、阪神淡路大震災時には通勤、地元、ポスト震災型の三つの応援組織の立ち上げを支援。
03年9月ホームレス支援雑誌『ビッグイシュー日本版』を創刊。
10年6月末145号まで累計405万冊発行、ホームレスの人に5億3,367万円を提供。1,090人が販売者に登録、今、全国で156人が販売し、121人が卒業した。

●受講生の声(当日のアンケートより)

ビッグイシューが色々な方に助けられて売られているんだなと改めて思いました。今まで気になるけど買いにくかったの のですが、今度買ってみようと思います。(23歳・アパレル・バイヤー・女性)

最近の若者(新卒者)が安定、安心を求めて大企業に就職したがる傾向にあると認識していますが、「日本は再チャレンジしにくい構造になっている」という部分で共感を得ました。課題、問題意識に対するあきらめない姿勢に関心しました。 (男性)

佐野さんのバイタリティと問題意識の高さに驚くとともに非常に感銘を受けました。使命感が非常に高く、強いところを感じさせて頂きとても刺激になりました。(40代・化学・人事・男性)

現在の職場で仕事があるのに、文句ばかり言っている同僚をいつも見ているので、何か嫌な気持ちになっています。何か少し分かってもらえることを探して、気づかせることを考えてみようかと少し思いました。また、何があっても目的に向かって進む意志は強く持たないといけない、その ような何かを今後持ちたいと思います。(40代・大学・事務・女性)

今後に大変ためになるお話でした。大変パワーをもらいました。(32歳・人材ビジネス・営業・男性)