インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2011年1月13日(木)19:00〜

●雨宮 清 (あめみや きよし)氏
山梨日立建機梶@代表取締役

【テーマ】
地雷除去に挑む!
〜豊かで平和な大地への復興〜

【要 旨】
悪魔の兵器と呼ばれる地雷。1994年商用で訪れたカンボジアで地雷被害者の悲惨な姿に遭遇し、押さえきれない憤りの中で社内に地雷除去機開発プロジェクトを設立した同氏。それまで培ってきた技術力を駆使し私財を投入して開発を続けてこられた。何事にも挑むに当たってはスキルとウィルの双方が不可欠。その原動力についてご講話いただく。

<ご案内・ご注意>
当講演会は「毎日インテシオ4階大会議室」にて実施致します。
会場が異なりますのでご注意願います。
講師略歴 1947年3月、山梨県山梨市に生まれる。
8年間のサラリーマン生活の後、23歳で故郷山梨市に建設機械整備工場を設立。
1994年商用で訪れたカンボジアの首都プノンペン(セントラルマーケット)で地雷被害者の悲惨な姿に遭遇し、押さえきれない憤りの中で社内に地雷除去機開発プロジェクトを設立。
1998年地雷除去機第1号を完成。地雷埋設状況、気温、土壌など様々な地雷原の環境において耐爆実験、安全性、処理能力等総合テストを繰り返し、地雷除去機の開発を展開。
2000年より今日までカンボジア、アフガニスタン、ニカラグア、タイ、ベトナム、アンゴラ、コロンビアなど8カ国で75台が稼働中。現在も地雷除去機開発、海外出張の合間に「地雷のない平和な大地」を目指し、地雷国の人々の悲惨な境遇や地雷除去で大地が甦る姿を広く知ってもらうため、国内各地の学校などで平和学習及び講演活動を行っている。
受賞暦

前田晃賞(山人会)
第3回日本フィランソロピー大賞
吉川英治文化賞
社会貢献賞(社会貢献支援団体)
国連開発デブネット賞
朝日企業市民賞
経済産業省主催「モノづくり日本大賞」経済産業大臣賞受賞
ソーシャル・ビジネス・アワード最優秀賞
経済産業省主催「モノづくり日本部品大賞」機械部品賞受賞
日経ビジネス主催「日本イノベータ大賞優秀賞」  受賞他

テレビ、ラジオ番組

NHK「地雷除去に挑む」、TBS「夢の扉」
日本テレビ「財部誠一のTBL特集「地雷と闘うニッポンの技術力」
コロンビア国営放送「日本からの地雷除去機」
テレビ東京「ガイアの夜明け」
テレビ東京「カンブリア宮殿」など多数
他新聞、雑誌掲載

●受講生の声(当日のアンケートより)

雨宮氏の人間に対する深い愛を感じました。使命感と目標をもち挑戦する事が人間の知恵を育むと思います。その夢は日本人としてそしてこれからの将来を担う子供たちに 注がれる熱意に感動しました。(60代・男性)

「人づくり」「使命感と目標」についてじっくり考えていこうと思います。本日は感動しました。ありがとうございました。(女性)

素晴らしく感動的な講演を聴講出来て幸せです。人間らしいお話と内容、世界的な愛を感じました。知恵を絞って行きたいと思いました。ありがとうございました。(60代・大学職員・女性)

以前のTVの特集を見て、雨宮氏に興味があり、参加させていただきました。重機の日の丸の意味、大きいものだと感じました。どこまで出来るか分りませんが、何かやれたらと思います。(30代・小売業・バイヤー職・女性)

テーマを見た時は学問的な話のみと思っていました。未来、大きな夢に向かって最善の努力をする。そういったことは今、自分は忘れていたように思います。ハッと気づきました。私も本当の目標を決めて、それに向って進んで行きたいと思います。本当に心を打たれる講演ありがとうございました。(40代・大学職員・女性)

単なる美談ではなく、励ましまでしていただき、ただただ感動するばかりです。人への貢献とビジネスを両立されたえいる点も尊敬できました。(30代・メーカー・法務職・男性)