インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2010年6月10日(木)19:00〜
 北島康介選手らに伝授した“勝負脳”を学ぶ!

●林 成之(はやし なりゆき)氏
日本大学大学院総合科学研究科 教授
医学博士、脳神経外科医

【テーマ】
脳の本質に学ぶ
〜目標を達成するリーダーの為の勝負脳〜

【要 旨】
ビジネスやスポーツの世界で、高い確率で成功や勝利に導く人になるためには、人間が正確な理解・判断のもとに優れた思考力と運動能力を発揮する“脳の仕組み”を知り、同時に、こころを生み出す人間の本能がこれらの知能を発揮する仕組みとどのように関連しながら目標を達成し、壁を破ってゆくかという“脳の本質的な機能”についても理解している必要がある。当講演では、才能を発揮する7つの習慣、判断を間違う脳の仕組み、勝負に強い脳と弱い脳、気持ちが伝わる人と伝わらない人の違い、日本人の大勝負に弱い理由、オリンピックで金メダルをとった日本競泳チームの秘策などを中心に、これまで難問とされて来たこれらの文武両脳の仕組みを解りやすく解説し、日常生活やビジネスにどのように活かすかを述べていただく。

 
講師略歴

1966年 日本大学医学部卒業
1970年 日本大学医学部大学院卒業 医学博士
1973年 日本脳神経外科認定医
1978年 マイアミ大学脳神経外科留学
1989年 マイアミ大学ショック外傷センター留学
1995年 日本救急医学会専門医
1996年 日本大学医学部救急医学 教授
1996年 マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授
2005年 日本大学大学院総合科学研究科 生命科学専攻主任教授

専門分野 生命科学、救急医学、脳神経外科学、集中治療学、旅行医学、思考の脳科学、サイエンス映像、スポーツ医学(2008年北京オリンピック日本代表水泳チームの脳科学的戦略指導に参加)
主な学会活動 日本脳低温療法学会会長、国際脳低温療法学会会長、サイエンス映像学会評議委員長、救急医学功労会員、脳蘇生功労会員、日本脳神経外科学会、脳死脳蘇生学会、神経救急医学会、脳神経救急学会、その他多数
主な研究業績 脳低温療法開発、知能と心の脳科学的解明、重症頭部外傷&心停止患者の脳蘇生治療、脊髄損傷の研究、脳循環障害&脳圧亢進の病態解析、人間の思考メカニズムの解明など
主な業績と受賞 第一回 国際脳低温療法学会主催、Award of Southeast Regional Chapter of the National Spinal Cord Injury Foundation (USA) 日本大学医師会学術奨励賞、奥秋記念賞,2nd International Brain Hypothermia Symposium 会長賞
著書

体感! 思考力の鍛え方 ―仕事に負けない〈勝負脳〉―(JIPMソリューション)
脳力開発マップのススメ―凄い才能を自分で創る (NHK出版生活人新書)(日本放送出版協会)
脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)
ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)
望みをかなえる脳(サンマーク出版)
<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)  

学術書  1. Brain Hypothermia Treatment, N.Hayashi & DW Dietrich eds, Springer C.
pp 1-325, 2004
2. Hypothermia for Acute brain Damage, N. Hayashi, R. Bullock, DW Dietrich eds
pp 1-353, 2004
3.その他; 52冊学術書、学術論文402編
日本大学総合研究大学ホームページ http://www.nihon-u.ac.jp/arish/prof/prof_l_hayashi.html

●受講生の声(当日のアンケートより)

「“違いを認めて、共に生きる”・・奥深い言葉に感動しました。ありがとうございました。ワクワク感をいつも持ち、少しづつ実践していこと思います。 」(40代・通信・マーケティング・男性)

「本を読んで林さんの話に興味を持って来ました。本脳を脳のしくみとして科学的に話をいただいて、すごく納得して聞く事ができました。」(30代・小売業・営業職・女性)

「北島選手や岡田ジャパンの事例を交えたお話で、とても興味を持って聴くことが出来ました。ありがとうございました。」(女性)

「何を考えるかによって能力に影響することが科学的に検証されていました。気持ちの持ちようということをあらためて自覚したいです。」(40代・公務員・男性)

「脳の仕組みに沿った人間関係・組織作りが必要ということがよく理解できました。」(50代・サービス業・男性)

「お話はとても興味深く、“自分の上司がこんな人だったら尊敬できるのに”と、普段思っているような事が出てきたりしました。」(一般事務・女性)

「子供を持つ親として、また部下を持つ身としてとても参考になりました。勝ち方にこだわるというのがとても印象的でした」(40代・女性)

「皆さんが熱心に聞いておられる熱意に影響を受けました。」(50代・男性)

「撰壇塾は、それまであまり詳しく知らなかった講師の方でも、興味深いお話が聴けることへの期待を裏切られないので、いつも感謝しております。」(30代・小売業・教育・30代)