インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2009年6月16日(火)19:00〜  
「会社で成功する」ための理論と実践!

●太田 肇(おおた はじめ)氏
同志社大学 政策学部 教授

【テーマ】
認められる力
打たれない“出る杭”になる方法


【要 旨】
「認められたい」という欲求は、人間にとってとても重要な欲求であり、実際にも多くの場面において、他人からの承認なくしては成り立たない。しかし社会や組織が閉鎖的・固定的である日本では、同じメンバーが限られた目標を争うことを強いられ、本来、人間が持つ「認めたい」という欲求が生かされずに、むしろ“出る杭を打つ”という現象が多発している。当講演では、いかにすれば職場・会社・世の中に「認められる」存在になれるのか、またそのようなチーム運営ができるのかなどについて、「承認欲求」の第一人者に理論と実践両面から講義いただく。
 

講師略歴

1954年生まれ。
神戸大学大学院経営学研究科修了。

三重大学助教授、滋賀大学教授などを経て、2004年から同志社大学政策学部教授。

専門 組織論、人的資源管理論。
受賞 組織学会賞、経営科学文献賞、中小企業研究奨励賞本賞など受賞。
著書

認められる力 会社で成功する理論と実践 (朝日新書)
「やる気」アップの法則―“認められたい”人たちのパワーが倍増する! (日経ビジネス人文庫)
日本的人事管理論―組織と個人の新しい関係(中央経済社)
承認欲求―「認められたい」をどう活かすか?(東洋経済新報社)
お金より名誉のモチベーション論 <承認欲求>を刺激して人を動かす(東洋経済新報社)
「外向きサラリーマン」のすすめ(朝日新聞社)
認められたい!―がぜん、人をやる気にさせる承認パワー(日本経済新聞社)
ホンネで動かす組織論 (ちくま新書)
選別主義を超えて―「個の時代」への組織革命 (中公新書)
他多数。

太田肇氏公式ホームページ http://www.h7.dion.ne.jp/~ohta


●受講生の声(当日のアンケートより)

「承認されることの大事さを改めて確認できました。褒めることより、認めることが大事という点がとても参考になりました。」(40代・カウンセラー・女性)

「褒めると認めるは似ているようで違う点が一番印象に残りました。部下を何度褒めても本人が安心するだけで成長が見えない理由が上記の点が原因という事がわか りました。良い点を伝える時は第3者の意見として伝え、改善点を伝える時は指導者自身の意見として伝える事を試してみようと思います。」(30代・ 販売・男性)

「撰壇塾に複数回参加することで、以前聞いた話が連鎖的につながり、自分の中で広がってきています。 今回も非常に良かったです。」(30代・建設業・調達・男性)

「承認欲求を刺激するようなコミュニケーションを心掛けたいと思います。」(男性)

「 本日の持ち帰りは【(本人も自覚していない)メタ能力を鍛える】です。機械で置き換えられる見える能力よりも上位の能力であるメタ能力を鍛える事で、自分の強みを持つ点に大いに関心を持ちました 。」(40代・ 情報サービス・営業・男性)

「 【考える力】が大切である人は他の講師もよく言われており、同じだと思いました。また、単に褒めるだけがカギではなくて、必要なデータ、客観的な情報に基づいて 褒めないと意味がないという点はよく理解できました。」(40代・ 運輸・事務・女性)