インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2009年5月18日(月)18:30〜
一歩踏み出す勇気、ここにあります!

●山口 絵理子(やまぐち えりこ)氏
(株)マザーハウス 代表 兼
デザイナー

【テーマ】
裸でも生きる
〜途上国から世界に通用するブランドを〜


【要 旨】

国際援助機関でのインターンシップの経験から、アジア最貧国を自分の手で支援したいと考え、単身でバングラデシュに乗り込んだ同氏。現地の大学院に通いながら貧困解決策を練り、援助や寄付に頼らず持続的な経済基盤を持つための仕組みづくりを模索していた。そして遂に、現地の資源を使って日本でも十分通用する商品を製作・販売する会社を自ら起業、今では日本の消費者の間でも人気を集め、全国各地への店舗展開も始めている。当講演では数々の試練や難関を乗り越えてきた経験談を基に、「苦難や挫折に立ち向かう勇気の大切さ」にも触れながら、経営者としての高い志と、夢を追い求めることの素晴らしさについて語っていただく。

講師略歴

1981年埼玉県生まれ。

小学校時代イジメにあい、その反動で中学で非行に走る。強くなりたいと高校の「男子柔道部」に入部、女子柔道で日本のトップクラスに。偏差値40から受験勉強3ヶ月で慶応義塾大学に合格。

大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、アジア最貧国の一つ、「バングラデシュ」に渡り、日本人初バングラデシュ大学院に進学。

2年間の滞在中日本大手商社のダッカ事務所にて研修生を勤めながら夜間の大学院に通う。

2年後、帰国しビジネスを通じた国際貢献を実践すべく(株)マザーハウスを設立。

フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006 最優秀賞受賞

著書

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)(講談社)

(株)マザーハウスホームページ http://www.mother-house.jp
山口絵理子氏公式ブログ「Eriko Blog」
 
http://www.mother-house.jp/blog/eriko/


●受講生の声(当日のアンケートより)

「自らの経験から貴重な話をしていただき、非常に感動しました。ベンチャーという厳しい中でとても頼もしく働いている姿に自分も頑張ろうという勇気がもらえた気がしました 。」(20代・ 設計・開発・男性)

「貴重な講演を拝聴し、視野が広がる思いでいっぱいになりました。どうもありがとうございました。」(20代・女性)

「同じ年の講師の話を聞いて大変刺激を受けました。自分もいつか途上国に関わる仕事がしたいと思っているので、今日の講演をきっかけに自分にできる事、将来について改めて考えたいと思いました 。」(20代・ ハウスメーカー・設計職・女性)

「山口さんの情熱が講演の中でも伝わり、とても良かったです。途上国の商品をブランド化していくという斬新なビジネスモデルに興味を持ちました。素晴らしい講演 を有難うございました。」(30代・人材紹介・営業職・ 男性)

「スライドの中の若いスタッフや現地の方の笑顔が印象的でした。今後の展開に期待しています。」(電気メーカー・技術職・男性)

「直接お話を聞くことができて、本当に魅力的な方だと感じました。たくさんの元気をいただきました。ありがとうございました。」(40代・女性)

「今日のお話で、ブランド価値がいかに重要であるのかを再認識しました。普段営業という仕事をしている中で、「とりあえず売れればよい」と考えていましたが、今回の話を聞いてブランドに対して明確な信念を持つことでブランドの価値が認められ、そして多くの人に求められるのだと思いました。貴重なお話をありがとうございました 。」(20代・スポーツ用品メーカー・営業職・男性)

「リーダーとはこういう人のことだと改めて思いました。」(40代・コーチングファーム・コーチ・男性)