インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 宝塚造形芸術大学 梅田キャンパス
◆講演日:2008年7月4日(金) 18:30〜  ※開催時間にご注意ください
 ヘッドハンティング世界最大手の日本トップが語る、
   グローバル時代の人材市場と人財像

●橘・フクシマ・咲江( たちばな・ふくしま・さきえ) 氏
コーン・フェリー・インターナショナル(株)日本担当代表取締役社長

【テーマ】
世界レベルから見る人材市場
 〜グローバル時代に求められる人財像〜


【要 旨】

世界最大のヘッドハンティング企業の日本法人社長として、数々の経営者を見てきた同氏。一層のグローバル化が進む中、日本人のグローバルな人財競争力が向上しないことに警鐘を鳴らしている。それでは果たしてこれからの時代に求められる人材とはどのような人であろうか。当講演では、雇用の流動化が益々進展する現代において、ビジネス界で活躍を続けるために必要な能力と育むべき素養、自分自身の市場価値を高めるための心構えなどについて、世界レベルから見る人材市場の動向についても触れながらご紹介いただく。
 

講師略歴 1974年-1980年  ハーバード大学東アジア言語文化学科日本語講師
初級および中級の日本語教育を担当。同時にエズラ・F・ヴォーゲル教授の日本語講師を務め、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の日本語訳に携わる。

1980年-1984年  ブラックストン・インターナショナル(株)
米国系大手経営コンサルティング会社のコンサルタントとして、米国企業に対してコンサルティング・サービスを提供。製造業等の分野での企業の国際戦略の立案・実施を行う。1982年以降日本にて情報収集等コンサルティング活動を行う。

1987年-1990年  ベイン・アンド・カンパニー(株)
米国系大手経営コンサルティング会社のコンサルタントとして、米国および欧州企業に対してコンサルティング・サービスを提供。消費財・医薬品・製造業等の分野でのM&Aを含む企業の国際戦略の立案・実施をボストン本社並びに日本支社にて行う。

1991年-現在    コーン・フェリー・インターナショナル(株)
世界最大のエグゼクティブ・リクルーティング会社の日本担当代表取締役社長。またシニア・クライアント・パートナーとして消費財・流通業・コンサルティング業界を中心にリクルーティングに従事。主に米国および欧州企業に支社長を始め、上級管理職を紹介している。

1995年より2007年まで米国本社取締役を兼務。1999年4月より経済同友会会員。2001年4月より同友会クラブ理事。2001年7月より現職。2002年7月より2006年6月まで花王 (株)社外取締役。2002年10月より内閣府対日投資会議専門部会委員会委員等を歴任。2003年5月より同友会幹事。2003年6月よりソニー(株 )社外取締役。
2005年6月より(株)ベネッセ・コーポレーション社外取締役。2006年より外務省「世界の中の日本・30人委員会」委員。

人材・キャリア開発に関する執筆・講演多数。
2008年1月ビジネスウィーク誌「世界で最も影響力のあるヘッドハンター・トップ50人」に唯一の日本人として選ばれる。
 
著書

人財革命―あなたが組織に負けない「一流の人材」になるために(祥伝社)
自信のなさは努力で埋められます 〜世界最大ヘッドハンティング会社の日本法人社長から貴女への提言〜(Book of dreams)」 (フィールドワイ)
40歳までの「売れるキャリア」の作りかた (講談社ニューハードカバー)」 (講談社)
売れる人材―エグゼクティブ・サーチの現場から」 (日経BP社)
会社を変える 会社を変わる(共著、 ファーストプレス)
プラス思考のアメリカ人 マイナス思考の日本人」 (共著、ジャパンタイムズ)

日本コーン・フェリー・
インターナショナル(株)ホームページ

http://www.kornferry.com/


●受講生の声(当日のアンケートより)

「グローバル企業で働く者として、とても参考になる機会を持つことができました。特にグローバル変化に対して会社を変革するグローバルプロフェッショナル・チェンジエージェントの必要性を感じました」(50代・製造・管理者・男性)

「とても刺激を受ける講演でした。リスクに対する考え方も問題解決への取り組みも、個人・組織によって異なりますが、自分に何ができるかを日々考えながら過ごしたいと思います」(40代・医薬品メーカー・企画職・男性)

「今まさに弊社ではグローバルな人材が求められており、その中で自分がどのような意識を持ち、どのように成長していかなければならないかのヒントをいただけたと思っております。非常に勉強になりました。また世界における日本の位置を考えると、今まで以上に危機感を持ちました」(40代・IT関連・品質保証・女性)

「美しい声と話し方で非常に聞きやすかったです。人材育成業務に携わっている為、とても参考になりました。ありがとうございました」(20代・運輸・人事・女性)

「世界の中での日本の立場の危機を感じずにはいられませんでした。人財育成の問題は企業だけでなく、社会に出るまでの教育も重要であると思いました」(20代・団体職員・食品成分分析・男性)

「ヘッドハンティングは自分には関係ない話という感覚でしたが、自分が日々どう過ごすべきか、非常に勉強になりました」(20代・メーカー・マーケティング・女性)

「自分の自己成長にあたって、一つのきっかけになりました。グローバルに通じる人間像や、日本の立場について危機感を持つ事ができました」(40代・技術職・男性)

「『自分の人生は自分で責任を持つ』という、グサリとささる至言をいただきました。ありがとうございました」(40代・情報サービス・営業・男性)