◆講演日:2006年12月12日(火)19:00〜
スポーツマンシップから学ぶ!
●広瀬 一郎(
ひろせ いちろう) 氏
スポーツ総合研究所(株) 代表取締役 |
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【テーマ】
ビジネスに役立つスポーツマンシップ
〜プライドを養い、他人を尊重する精神〜
【要 旨】
誰もが知っているようで意味を知らないスポーツの本質を物語る言葉“スポーツマンシップ”。しかし本来“スポーツマンシップ”が持つ意味は、スポーツのみならず、ビジネスや人生・生き方にも通じる、重要なキーワードである。当講演では、電通でスポーツイベントのプロデュースやワールドカップの招致活動に携わり、現在はスポーツというソフトの価値の顕在化と高いパフォーマンスの実現等に尽力する同氏に、ビジネスパーソンにも必携のスポーツマンシップについて伺う。 |
講師略歴 |
東京大学法学部卒業
1980年4月 (株)電通入社
1981年 第8連絡局配属(トヨタ担当営業)
1984-94年 ワールドカップを含めサッカーを中心とした団体スポーツのイベントプロデュース多数
1994年11月 2002年ワールドカップ招致委員会事務局出向
1997年1月 コーポレートコミュニケーション局
1999年3月 環境問題研究のため米国ワシントンDCにOJT研修
1999年6月 経営品質協議会認定セルフアセッサー資格取得
1999年12月 Jリーグ経営諮問委員会委員就任(任期2年)
2000年7月 スポーツ・ナビゲーション設立、代表取締役就任
2002年8月 同社を退社
2002年11月 独立行政法人経済産業研究所(RIETI) 上席研究員就任
2004年6月 スポーツ総合研究所設立、所長就任
2004年10月 独立行政法人経済産業研究所(RIETI)、離職(10.31)
2005年4月 江戸川大学社会学部教授就任 |
著書 |
『「Jリーグ」のマネジメント』東洋経済新報社, 2004.9.30
『新スポーツマーケティング〜制度改革に向けて〜』創文企画, 2002.11.30
『スポーツマンシップを考える』ベースボール・マガジン社, 2002.10
『ドットコム・スポーツ』TBSブリタニカ, 2001
『メディアスポーツ』読売新聞社, 1997
『プロのためのスポーツマーケティング』電通(韓国の翻訳あり), 1994 |
雑誌 |
『「スポーツ文化」とは何の謂いぞ。』「スポーツ博物館&記念館ネットワーク報告書」スポーツ芸術協会刊,
2004.3
『「スポーツマンシップ」を考える』「スポーツジャーナル(5/6月号)」(財)日本体育協会, 2003
『スポーツイベントというビジネス』「Right Now!」創刊号, 2003.6
『スポーツという“産業”の将来』「収支決算!ワールドカップ」別冊宝島Real, 2002.11.2
『「サッカービジネス」この30年の興亡』「フォーサイト」新潮社, 2002年6月号
『W杯とメディア』アエラムック「ワールドカップがわかる」朝日新聞社
『スポーツジャーナリズムにおける評論のアカウンタビリティー』季刊サッカー批評, 1998.5
『ユニバーサルアクセス権が問う。21世紀のスポーツ哲学』「ザ・ラグビー」毎日ムック, 1998.3
『巨大な世界商品としてのW杯』論座, 1997.11
『衛星有料放送の台頭で揺らぐスポーツのユニバーサル・アクセス権 』月刊ニューメディア, 1997.7月号
『スポーツの公共性、崩壊の危機』「体育科教育」大修館書店, 1997.6月号
『世界巨大メディア戦争の行き付く先』サピオ, 1997.2.25
『W杯放送権料が高騰』日経トレンディ, 1997.2月号
号新聞社『スポーツとどう関わるか』広告月報, 1996.9月号
『2002年ワールドカップ日本招致、その意味を考える』月刊ニューメディア, 1996.5-7月 |
新聞 |
『過ビジネス化したスポーツ』朝日新聞, 2002.4.11
『2002静岡への道』静岡新聞(水曜夕刊連載), 1999.8-2000.3
『ふりいはんど』読売新聞, 1998年5-11(月1回連載) |
教科書 |
『スポーツ産業論入門』(一部)杏林書院, 2003 |
論文 |
『スポーツ産業とロール・モデル』「21世紀と体育・スポーツ科学の発展」杏林書院, 2000
『スポーツのソーシャル・パフォーマンス』「スポーツ産業学研究Vol.9」, 1999 |
スポーツ総合研究所ホームページ |
http://www.sports-soken.com/ |
●受講生の声(当日のアンケートより)
「非常に参考になりました。法務にたずさわる者として、ルールの尊重がスポーツマンシップにつながっている事は目から鱗でした」(30代・電機メーカー・男性)
「スポーツマンシップについて、初めて中身を知ったような気がします。今まで何の疑問も持っていなかった事に気付きました」(50代・サービス業・インストラクター・男性)
「力強い話で、熱い思いではあるが冷静な部分もあり、非常に参考になりました。当事者性という視点で物事を見る事が大切だということが認識できました」(30代・家電メーカー・開発・男性)
「身の回りに子供がいませんが、子を持つ友人に伝道師の役目ができるかも、と思いました。ありがとうございました」(30代・スポーツメーカー・女性)
「自分自身の考え違いが判りました。異質を認める事の重要性が全体システムにつながる事が理解できました」(50代・男性)
「仕事だけでなく教育についての考えも学べました。身内でスポーツをしている子供がおり、そのスポーツを続けるか悩んでいるのですが、今回のセミナーに参加した事で子供達に一つの要素を与える事ができそうに思います。早速記憶が新しいうちに話して聞かせたいと思います。ありがとうございました」(30代・製造業・事務職・女性)
「自分自身のことを見つめ直す機会になり、良かったです」(40代・会社員・男性)
「スポーツをする前、20年前に聞いておきたかったです」(男性)
「人間として企業として基本的な倫理についての講話、とてもよかったです」(40代・情報通信・男性)
「“スポーツマンシップ=尊重する心構え”の本当の意味がわかり満足しました」(男性)
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